好きすぎて。

明日は乾の誕生日だ。 そして俺は今、困っている。乾への良い誕生日プレゼントが思いつかないためだ。 ノート、ぬいぐるみ、ペン、スポーツ用品・・とにかくめぼしいものは この十年間の誕生日にプレゼントしてきた。 そして自分で品物を選んでプレゼントをした時から 11回目の15歳になる今年、ついにネタ切れしてしまった。 悩むのも疲れたので、直接乾に聞いてみることにした。 翌日。 ついに乾の誕生日当日になった。今は朝練の時間だ。 俺はベンチに座って、なにやらノートに書きこんでいる乾に 本日初めて話しかけた。 「乾」 「んー?なに?」 「誕生日おめでとう」 とりあえず祝辞を述べておいた」 妙に緊張してしまい、思っている以上に無愛想な台詞になってしまったが。 「ありがとう。で、プレゼントは?」 からかうように、にやっと笑って俺の方をみる乾。 ふむ。小首かしげている乾も愛らしいが、この笑顔もいい。 というか、乾の全てがいい。 「うむ。それなんだが・・何が欲しい?  俺に出来そうなことだったらなんでもいい」 「今年ネタ切れする確率99%だったからね、予想通りだ。  じゃあ、今日一日俺の言うこと全部聞いてよ」 「・・物を渡すよりも、大分、乾にとって有利なプレゼントな気がするが・・」 「いいじゃん。無茶なことは言わないからさ。  今日一日、俺に奉仕してよ?ね」 ほ、奉仕(鼻血) 小首かしげながら、乾の口から奉仕というアダルトな(違)言葉が・・! 奉仕する側が俺というのが、どうかと思うが、 乾のおねだりを断れるものはいない。 「・・わかった」 昼休み。 レギュラーはいつも部室で昼食をとって、その後、練習したり談笑したりするが そんないつもの日常とは、今日は少し違った。 「頑張れ手塚」 「・・わかっている」 今、俺は乾の数学の宿題をやらされている・・。 「あきらか嫌がらせだにゃ乾。自分でやったほうがはるかに早いじゃん」 「せっかくプレゼントを貰っているので、なにかしてもらわないとね」 「俺の誕生日の時も、誰か宿題変わってくださいよ〜!」 「駄目。自分でやらないと意味がないだろう」 「乾先輩やってもらってるじゃないっすか」 「俺は、理解できているから、いいの」 「納得できるような、できないような・・」 放課後。部活の休憩時間。 「うーん・・気持ちいー」 「・・・・・」 今、俺は乾の体を・・体を・・ま、マッサージしている。 乾の手に吸い付くようなしっとりとした肌がなんともいえない・・。 「う・・そこそこ・・」 俺は誘われているんだろうか。 そろそろ俺の理性も限界なのだが・・。 しかし周りで部員が休憩しているこの場では、さすがの俺も手がだせん・・。 「んぁ・・そこっ!」 あの時の様な乾の声とハーフパンツから覗く 白く引き締まった美麗な脚が俺を誘う・・。 もういっそ、襲ってしまおうか・・と思った瞬間。 「はい。おしまい。ありがとう手塚v」 手に残る乾の柔らかな感触と、体中からふつふつ沸くもんもんとした感情。 ・・俺は今、天国と地獄を一度に味わっている・・。 その他、練習試合をしたい等、諸々の願いを聞いているうちに帰宅時間になった。 乾と二人して下校していたのだが・・。 「手塚。今日はありがとう。いいデータもとれたし最高」 「そうか。まあお前が喜ぶならそれでいい」 「・・最後にもう一つ・・いや二つかな。お願いしてもいい?」 「・・なんだ?」 「今日、このまま俺のうちにとまりに来て」 「別に構わないが」 むしろ大歓迎だ。 「それで・・奉仕して」 「・・奉仕?」 「ベッドの上で・・ね?」 俺は鼻血がつー・・と垂れていくのを感じた。

調子にのったのか、結構早く書き終わりました。 乾さんの誕生日当日には間に合わなかったけれど、 祝う気持ちはおおいにあります、ありすぎます。 乾さん、永遠の15歳おめでとう! 私だけが年取っていくよ・・であったときは5歳差。 今じゃ5歳差の上、中学生で未成年・・・手出したら犯罪と いえるくらい年が離れました・・年取らないって羨ましい・・。 ↓おまけで、乾視点もお見せいたしましょう・・。  何故かシリアス風味な話でアダルトな感じに。  小悪魔で手塚を大好きな乾さんです、こんな話も好みです。  エロにしたかったがどうしても書けず・・。  続きでエロを書いてくださる方大募集vv(人任せかよ)  第三者視点でもなんでもいいです!塚乾なら。  メールで添付かメール本文に書いて送ってくださいねv  塚乾不足中の管理人より。    

今年、手塚がそういってくるだろうという確率は99%だった。 だからどうしてもらおうかと考えた末、名案を思いついた。 宿題が出ていた。解こうと思えば5分で仕上がる、 全くたいしたことのない問題ばかりだ。 といってもそれは自分で言うのもなんだが俺だからそういえるのであって 手塚レベルでも結構難しいレベルの問題で出されたときは クラス中からブーイングが巻き起こったものだ。 手塚の何かを考えている姿が好き。 整った顔にいつもの皺を寄せて、真剣に考えている姿が好き。 1組のやつらがこれを見ているなんて思うと、すごくむかむかするね。 手塚の何かに耐える姿も好き。 といっても痛みという意味で耐える姿は全く持って見たくない。 跡部との試合みたいなのは、絶対いやだ。 苦しいのにあいつの気持ちを思うと止められなかった。 耐える顔を見たくて手塚にマッサージをしてもらうことにした。 わざとイイ声上げたり体をよじったりして苛めてみる。 そうすると手塚は俺の大好きな雄の顔をするんだ。 試合やベッドの上で見せるあの顔。 もっと見ていたかったけれど、手塚の理性が飛びそうだったからね。 さすがにここではまずいので、おあずけにするね。 月明かりが体を照らし出す夕暮れ。 カッコいい手塚を見れた俺の気分はもやもやとしていた。 早く、手塚が、欲しい。 そして俺は口を開いた。 おわり。

2005年 6月5日

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