5続・お酒はほどほどに☆(後編)








続・お酒はほどほどに☆(後編)

海堂の方は・・ 「手塚部長〜お酒〜」 「う、うむ」 本当に”部長”と化した手塚に酌をしていた・・。 「海堂、こっちにもvその、ビンのやつがいいな」 そのビン = あのウオッカ 「うん。やっぱり、おいしーvv海堂も飲む?  薄めてあげるしv」 海堂は言われるままに飲み始めた・・そして、 「暑い・・」 そういって、ただでさえ薄着だった服を脱ぎ、 いつもの黒いランニング姿になった・・。 さらに、それすらも脱ごうとする・・。 「みんなーー!!!海堂が脱ぎ始めたよーーー!!!!!」 不二が叫ぶと、全員の目が、さっ・・と集中する・・。 「ストリップだにゃーvv」 「おーし、マムシ!!やれやれー!!!!」 「ちょーーーーっと待ったーーー!!!!!」 酔っているはずの乾が、がばっ・・と海堂に抱きつく。 「いにゅいせんぱーい・・あついっす〜〜・・」 「かいどー脱がすぐらいなら、俺がぬいでやる〜〜!!」 と、言って次々脱いでいく・・。 海堂のストリップを楽しみにしていたメンバーからは、 当然苦情・・というか、なんというか・・ 「わー!!乾先輩はいいんす〜〜〜!!!!(汗)」 「だ、だれかとめろーー!!」 あれから、海堂から乾を引き剥がし、ようやく落ち着くと 海堂はそのまま、こてん・・と、ねむってしまった・・。 「あーあ。つまんにゃいーー」 「ねちまったのかよ・・」 「まだまだだね」 「ちょっと、飲ませすぎちゃったかな?くすっ」 こうなると・・残った乾で遊ぶしかない・・という、 乾的に非常に哀れな結論達した一部のレギュラー陣。 「いぬいー。実際のところ、海堂とはどこまでいってんのさー」 「うー?このまえ、どうぶつえんいったー」 「馬鹿乾ー!そうじゃないって。  ABCどこまでいったかってきいてんの!」 「ひーみつv」 「んに゛ゃ!!教えろー!!」 「かおるといっしょならーどこまでも〜〜♪」 なぞの歌を歌う始末である。 「じゃあ、乾先輩って、海堂とつきあうまえ、  誰かとつきあってたんすか〜?」 「ひーみつv」 「ちぇ。酔っててもガード硬いっすねー」 「もっと飲ませよっか?」 「それより、俺、乾先輩の素顔、気になるっす」 『・・・・・・』 「・・・そうっ!それにゃ!!俺もずっと気になってたんだにゃ!!」 「早く、めがねとりましょう!!」 「ふふっ。カメラOKーvv英二、とっちゃってvv」 「うんっ」 そーっと・・乾の顔からめがねを外す・・。 その下からは、普段は隠されている端正な素顔が・・。 ちなみに乾は、ぼーっとしているので、さして抵抗もしていない・・。 「おおっ!!意外にかっこいいっすね!!」 「初めてみたにゃ!!」 「ふふっ(写真取り捲り)」 「コンタクトにしたら、いいのに・・」 などと、勝手なことばかり、言い始める・・。 そんな中、菊丸達の身に強力な殺気が襲い掛かった。 「に゛ゃ!?」 「う゛っ」 「・・・っ」 「ふふっ(←平気)」 「ん〜?(←気づいていない)」 その殺気の発生源は・・寝ていたはずの海堂であった・・。 こちらのほうを、今にもとびかかりそうなぐらいの勢いでにらみ・・ いや、飛び掛った。 「い〜ぬ〜い〜先輩〜〜〜〜!!!(怒)」 そのことから、標的は乾と判断した4人は、即効薄情にも乾のそばから離れた・・。 当人は裸眼ながらも、声で海堂と判断し、 「かいどーvv」 暢気に笑っていた・・。 「先輩」 海堂は目をますます吊り上げ・・乾の胸倉を掴みあげた。 「ぐえっ!」 「素顔・・俺以外に見せないって約束したのに・・  約束したのに・・約束したのにぃーーーーー!!!!!!」 と、いいながら、乾の顔をばしばし殴った・・。 「うげっ・・いった・・」 乾はただでさえ、朦朧としていた意識を、さらに朦朧とさせた・・。 「この嘘つきやろーーー!!」 バッチーーーーーン!!! ・・とどめだった・・。 「・・・きゅ〜〜。 /(@_@)/」 「ふう・・」 ・・・海堂も乾もその場に倒れこんだ・・。 乾は気絶、海堂は安心?したのか眠っただけである。 しかも、乾の顔を隠そうと、しっかり乾の顔に体を乗せた。 乗られた乾は、酸欠でくるしそうである・・。 「さて、続きのもっかv」 「そうっすねvよしっ越前っ!もう一度勝負だ!!」 「望むところっす!」 「俺は大石おこしてこよーっと」 あわれな大石であった・・。 ちなみに手塚、河村、大石は酔いつぶれて寝ているのである・・。 こうして、あの修羅場を完璧になかったことにした4人・・いや、 起こされた大石を含めて、5人は、 夜桜になるまで、飲みつづけ・・ 次の日案の定、不二を除く全員が二日酔いになったのは、 いうまでもなかった・・。

お待たせいたしました、後編です。 乾さん、気絶してようが、していまいが、 結局遊ばれてます(笑) こんな感じの乾さんが、ちょっと気にいっている今日この頃・・v これでも、私は乾さん至上主義の人間ですよ?(爆) ほら、好きな子ほど苛めたくなるという、あれで・・v(おい) さすがにこの話はここで終わりですが、 またキリリクがあれば、がんばってかきますので、 誰かまた踏んでやってください(笑)  2003年 6月20日
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